南雲流 [美容*健康]
家事・子育て・仕事・スポーツジムの4本立てで日々過ごしていると、
映画や小説を読む時間が制約されてしまうのが現状。
久々に手に取った本は、数十分で読めそうな本。
南雲吉則ってメディアで騒がれているけど内容はどうなの?
と思いながら本屋でパラパラめくって読んだら・・・
医師の立場から「南雲流」テクニックが
分かりやすく解説してあって読みやすい。
数十秒後にはレジカウンターへ。
帰宅後すぐに熟読。
実に参考になった。すぐに夫に本をバトンタッチ。
これで夫も20歳若返る?!
しかし、すでにメタボの方にはお勧めできないと思う。
ハードルが高すぎるような気がする。
検診で何か引っ掛かっている人は
実践する前に医師の許可を得てからでないと心配。
特に血糖が高めな人。
空腹を楽しむことが書かれているので。
それと、東洋医学の観点からは入浴方法に疑問が残るような・・・。
他、エビデンスの記述がない部分があり
思わず「ホンマでっか?」とツッコミを入れる箇所あり。
あれ?批判のほうが多い?!
でも見た目は間違いなく若々しいので説得力はあるよね。
仕事柄、南雲氏だけでなく若々しい有名人の生活習慣は
気になって特集番組や雑誌は、じっくりチェック。
共通していることがかなり多い。
当たり前だけど運動と食事の量、質が素晴らしい。
長寿遺伝子と言われている
「サーチュイン遺伝子」を目覚めさせる生活習慣の数々。
可能な限り取り入れたいところ。
先日見たテレビ番組では彼のすべてに感銘した。
82歳で現役の日本料理人、道場六三郎の座右の銘は
「忙人は老いず」
「流水は濁らず」
歌いながらポルシェを乗り回し、自分の店で創作料理を作りながら
弟子に檄を飛ばす姿と、その姿勢の良い佇まい。
3~4時間立ちっ放しでも平気。
年寄りなんて言ったらぶっ飛ばされそう。
「健康に良い」と言われる情報、食品が数多くあるなかで
正しくて安全なものだけを知識として、または生活に取り入れることは
簡単なことではない。
健康を専門とする仕事をしていても、常に最新の研究結果や
医学的根拠の相違はないか確認する。
例えばマルチビタミンサプリに含まれる
βーカロチン(プロビタミンA)は喫煙者や受動喫煙している人にとっては
肺がんリスクが誘発されることが国立がんセンターで明らかにされている。
健康に良いからと、知らずに毎日摂取していたら怖いこと。
最後に、南雲氏の感銘を受けた言葉
「誰でも必ず年はとるけれど
成熟するか老化するかは生き方次第だと思います」
34歳の私。
彼らのように50代になっても見た目は30代のままで・・・
指をくわえて妄想してもしょうがない。
まさに日々の生き方次第!
ねぇ~。。。
「健康」でいられるのもあと数年なのかもなぁ(苦笑)
by bickey (2013-04-19 08:01)